【OC号2021】オンライン授業 時間管理が鍵 ~今後も対面との併用を希望~
現在、東北大学ではオンライン授業と対面授業の併用を行っている。そこで今回は、今年度東北大学に入学し、4月からオンライン授業を受講している、佐々木悠翔(はると)さん(理・1)と依田一紗(よだかずさ)さん(文・1)にその実態について伺った。
―受講してみてのオンライン授業の印象はどうか
佐々木 入学当初は戸惑いも大きかったですが、もうすっかり慣れましたね。自分でスケジュール管理ができる分、時間の使い方を考える自律性の重要さを感じます。
オンライン授業は自己管理が重要と話す佐々木さん |
依田 受講してみると、オンラインでも授業自体はしっかりと受けられるので、入学前ほどオンラインに抵抗感は持たなくなりました。大学構内で授業動画を視聴することもありますね。
依田さんはオンラインにも利点があると語る |
―オンライン授業の利点と欠点は何か
佐々木 オンデマンドの授業を、自分の予定に合わせて受講できるのはいいですね。ただ、オンライン授業の場合、教授への質問が困難になってしまうのは難点です。質問内容をメールで教授に送る、という形式をとっていますが、返信が来るまでのタイムラグも大きいです。
依田 スケジュールを自由に組みやすいのは助かっています。動画なので、わからない箇所があれば巻き戻しができるのもオンラインならではの利点です。でも、一人で授業動画を見続けるのは、一人暮らしの身にはつらいものがありますね。キャンパスに行って友達に会いたいです。最近では対面の授業も増えてきたので、友人と会えるという点はうれしいですね。
―部活やサークルのオンライン活動はどうか
依田 今、私は女子ラクロス部に、マネージャーとして所属しています。5月ごろまでは、選手の人たちは、オンラインのツールで、画面越しに筋トレなどを行っていました。現在は対面での活動が認められるようになってきたので、大学のグラウンドで活動ができるようになりました。
佐々木 各サークルが、オンライン活動しかできていなかった期間は、特にどこのサークルに入る気もなかったですね。今やっと始まった対面新歓に参加したいと考えています。
オンラインで行う部活動の様子(報道部) |
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二人に今後の授業形態の希望を尋ねたところ、両者とも対面とオンラインのハイブリッド型を希望した。今や、当たり前になりつつあるオンライン授業。上手に活用し、有意義な大学生活に役立ててほしい。
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