【OC号2021】【入試方式比較インタビュー】(2)面接 想定外の質問多く ~AOⅢ期合格 高村優之進さん~
各方式の特性 受験に生かせ ~AOⅡ期、Ⅲ期、一般~
本学の入試方式は一般入試、AO入試Ⅱ期、AO入試Ⅲ期の三つがある。いずれも学力を重視した試験だが、AO入試では志望する学部が扱う専門分野への関心の程度や、受験者の人間性も合否判断に含まれる。一般入試とAOⅡ期とAOⅢ期、それぞれの違いを高校生に知ってもらうため、各入試方式の受験者に体験談を語ってもらった。本学への受験を少しでも検討しているのなら、ぜひこの記事の内容を活用してほしい。
2:面接 想定外の質問多く ~AOⅢ期合格 高村優之進さん~
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本学工学部機械知能・航空工学科にAOⅢ期で合格した高村優之進さん(工・1)に、面接の様子を中心に答えていただいた。
AO入試Ⅲ期について語る高村優之進さん |
―いつから本学を志望していたか
高校2年生の時に参加したオープンキャンパスがきっかけです。その時以来、この大学で宇宙工学の研究をしたいと思っています。
―どんな面接だったか
面接官は3人で、軽い雑談に始まり、事前に提出していた志望理由書や活動報告書などに沿って質問されました。事前に面接指導の先生からどう突っ込まれそうかなどを教えてもらい、対策を立てていました。しかし想定外の質問が多く、面接中はとても緊張しました。正直面接直後は落ちたなと思いました。
―面接ではどのようなことを聞かれたか
自分は航空宇宙コースを志望していたのですが、そのコースについてしっかりと調べてられているかを問う質問をされました。また、宇宙に関して今問題だと思うことは何か、それを解決するにはどうしたらいいと思うかといったことも聞かれました。さらには、志望するコースに配属されなかったことを考えて、航空宇宙コース以外のコースについても調べているかどうかを聞くような質問もありました。
―志望理由書・活動報告書にはどのようなことを書いたか
志望理由書には、自分が研究したい技術は、東北大学のこの学科でしか研究していないから志望したということを書きました。活動報告書には高校2年生の時にアメリカへ海外研修に行ったことを書きました。海外研修に行ったという実績よりも、海外研修に行くためにどんな努力をしたかということに重点を置いて書きました。
―合格した一番の要因は何と思われるか
共通テストの点数を目標通り取れたことが大きかったと思います。書類選考の点数はあまり高くはなかったので、共通テストで逃げ切ったという印象です。
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